2008年10月28日火曜日

「おくりびと」

観て来ましたよー。
本木雅弘主演の映画です。
結論からいうと、持参したハンカチは涙と鼻水でビショビショになりました。
この映画には様々なテーマが散りばめられていて、観る人によって、感じ方や落としどころが、きっと全く違うのでしょうね。
観終わった後は、ホント、いろんなことを考えちゃいました。
納棺師の話だったんですけど、ところどころ「遺体側」目線のアングルで撮られているところがあるんですよ。
旅立っていった人たちの気持ちを想像してみたり、もし、自分が置いてく側になったらなど…考えちゃいましたね。
また、親子の結びつきみたいな題材もあり、娘と彼女の父親との関係について考えました。
今の娘と彼女の父親との関係の状態は、ある意味、私が作り上げてしまってるところがあるので、罪悪感みたいなものがすごい勢いで押し寄せましたよ。
そうなると自分のエゴとも向き合わなければなりませんし、苦しいですね…
観る人によって、賛否両論ありそうですが、とりあえず、「観る価値あり」な映画です。
「すごい良かったよ~!お勧め~!」みたいな盛り上がって言えるような感じはしっくりこないですけど、先にも言いましたが「価値ある映画」という言葉が一番近いですかね。
また、時期を置いてから観てみたいです。
その時の自分のコンディションによって、ピックアップするテーマが変わりそうなので。
うん、お勧めです。

0 件のコメント: