2008年5月7日水曜日

家庭サービスと愛情

GWの最終日の昨日。
特に予定もなく天気も良かったので、娘と赤レンガまでプラ~っとお散歩してきました。
昨日は初夏の陽気でしたが、海沿いは風が強くて寒いくらいでした。
でも眺めは最高でしたけとね。


                    (↓夕日に映える赤レンガ。きれいでしょ!)



この日は娘のサンダルを買った以外は特にすることもなく、お茶したりウィンドウショッピングで歩き回るだけ…
おまけに二人とも素足で靴を履いていたため靴擦れをしてしまい、おしゃれは我慢がつきものなどと訳のわからないことを言いながら、帰りは足を引きずりながら帰ってきました。
あまり面白くない一日にでした。
おそらく娘にとっても…



理由はなんとなくわかってるんです。
なんでキレイな海を見ても感動が持続しなかったり、二人で出かけてるのにそれほど娘がウキウキしなかったのか。
それは、私が若干「義務的」になっているせいだと…
家庭サービス。


私はいわゆるシングルマザー。
休日に寂しい思いをさせなくないですし、思い出だってたくさん作ってあげたい。
父親が不在の分、それなりに必死になってしまいます。
つまりは生真面目なんですね。
「こうしてあげたい」がいつのまにか「こうするべき」になってしまう。
手段が目的化してしまう時があるんです。
昨日はその典型です。
可哀想なことをしてしまいました。


私はあまり親らしくないのかもしれないですね。
しかも幼いところが多々あり、コントロールできなくなることがよくあります。
叱っているのか、怒っているのか。
愛しいのか、憎いのか。
娘のためなのか、自分のためなのか。
子育てをすることで自分のエゴと向き合ったり、個人として楽しむことに罪悪感を覚えたり。


そんな微妙な感情のバランスをとりながらゆらゆらと子育てしています。
もちろん娘の幸せは私にとっても幸せなことですが、「娘の幸せ」=「私の幸せ」のような生き方はしたくないですね。
自分の人生を生きることをおろそかにしたり忘れたくないです。


娘とはそのうち並んで歩けるようになると思います。
向き合うのではなく。
となりで助言しながら、ともに歩んでいけたらなと思いました。



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